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第66回「MySon~あふれる想い」 監督主演俳優インタビュー [アジドラ 上野まり子のアジアンスターインタビュー]

こんにちは 上野まり子です

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昨年の第9回「NHKアジア・フィルム・フェスティバル」への参加で来日した韓国映画『My Son ~あふれる想い~』のチャン・ジン監督と主演リュ・ドクファン氏のインタビューを「上野まり子のアジアンスターインタビュー」#6(’09,2)の放送で作品紹介とともにお届けしたが、その『My Son ~あふれる想い』がNHK BShiで今夜放送された。今回は本作の放送に合わせて『上野まり子のアジアンスターインタビュー』#6でのチャン・ジン監督、リュ・ドクファン氏へのインタビュー全編をお届けしようと思う。
(なお、このインタビューは映画全体について及んでいます。したがってまだ今作品をご覧になっていない方はその点をご留意の上お読みいただけますようにお願いします。)

この作品は2005年に大変話題となった映画「トンマッコルへ ようこそ」の原作者であるチャン・ジン氏が監督を務め2007年に制作された。韓国映画界のトップスター チャ・スウォン氏が殺人罪で無期懲役で服役中の父親ガンシクを演じた。 そんな彼が模範囚として一日だけ外出の許可が下りた。すでに15年もの歳月を獄中で過ごし、顔も記憶していない息子と会えることを恐れながらも心待ちにした。再会した子供、切ない物語は驚くべき真実へとつながっていく。
相手役には若手実力派俳優リュ・ドクファン氏がキャスティングされて二人の微妙な関係を見事に演じている。

昨年の秋に行われた「第9回NHKアジア・フィルム・フェスティバル」の際に「NHKふれあいひろば」にて上映され、ティーチングにはチャン・ジン監督、リュ・ドクフォン氏の話を直接聞こうと多くのファンがつめかけた。
2008年11月2日上映会が行われている間インタビューを受けて頂いた。

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チャン・ジン監督は良く来日するが作品を持って来ることが出来てまた格別な思いだと挨拶した。またリュ・ドクファン氏もお会いできて嬉しいとまずは挨拶した。
この「NHKアジア・フィルム・フェスティバル」への参加の経緯について、今年(2008年)のテーマが家族と言うことで作品のテーマと合致した為招待を受けたのだと思う。

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Q :作品のテーマについて
A :〈家族の不在〉と言うことがテーマで、私たちは家族として一緒に暮らしながらも最近は本当の意味での家族ではないのではないかと思わせる側面がある。この映画では離れていた父子が一日という限られた時間の中で出会う話だ。この映画を通して一日と言うものがどれだけ大切なのか、価値のある家族とは何かを描きたかった。

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Q :主演のチャ・スウォンの起用について
チャン監督 :チャ・スンウォン氏は異国的な顔立ちに身長もとても高く、一方リュ・ドクファン君は韓国で子役から始めており、この映画の中で成長していく役どころにぴったりだと思った。この若さで大変良い演技をする。二人の演技力のすばらしさによって起用した。
(この時、私はチャ・スンウォン氏とリュ・ドクファン氏の横顔がとても似ていたと話したが、監督はそのようなことを言われたのは初めてだと答えている。)
Q: :コメディーを演じることが多いチャ・スンウォン氏に父親役を配役した理由は?
チャン監督 :彼の出演作品ではコメディーがヒットしている為そのように見えるかもしれないが、韓国映画界では全てのジャンルを演じられなければ出演できない。韓国映画の特徴としてコメディー作品であってもメロやヒューマンな部分等色々なものが盛り込まれている。その為全てのジャンルを演じられなければならない。彼は演技力もさることながら実際にとても若いときに息子を持ったことで映画の内容と重なる部分がある。この作品の提案をした際に共感し是非やりたいと言ってくれた。監督としては是非やりたいという俳優と仕事が出来ることは幸せだ。

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Q :リュ・ドクファンさんはチャン監督の作品への出演が多いがどんな監督か
リュ・ドクファン :韓国の監督の中で最も俳優をうまく使う監督で俳優の気持ちを良く解ってくれる監督だ。キャラクターやその設定や背景などの説明もとても上手い。俳優が共感して演じられるように導いてくれる。私は割りと頑固だが、監督には監督の確固としたスタイルがあり、チャン監督とはよく相談しながら演じるようにしなければ作品が台無しになる気がする。

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Q :作品中のピアノの演奏がすばらしいがエピソードは
A :(放送後に追記します。)
リュ・ドクファン :僕は顔しか演じておらず、実際には別の人が弾いている。そのこと自体がエピソードだ。
(この事は知らなかったでしょ!と監督)
Q :単純な親子の話にしても良いと思うが映画のラストに大どんでん返しが待っている。この構想について脚本を書いている時に思いついたか、最初からこの構想だったか
チャン監督 :この作品のシナリオは2日間という短い時間で書き上げた。最初から実の親子ではないと決めて書き始めた。回りの人からは<泣きながら観ていたのに最後の大どんでん返しで詐欺にあったようだ。>と言われた。私自身はストーリーが順調には終わらない作品(嘘をついたり偽者のような話)の傾向が好きだ。私の好みもあるがこのような展開にしなければきっと退屈だったのではないだろうか。

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Q :重要なラストシーンを駅に設定した意味は
チャン監督 :駅にはこれ以上同行できない、ここで別れだというイメージがある為選んだ。
Q :ラストに手を繋ぐということが重要なポイントだったが
チャン監督 :手を繋がないという選択もあったが、論理的に親子ではないことを説明するより手を繋いだだけで解り合うのが家族だという思い、道理にかなっていないかもしれないが手を握っただけで本当の親子かどうかが解る気がした為あのようなシーンにした。実際私自身も最近親になったが指を出すと息子はしっかり握る、その時が何より心地よい。
(このことは作品の中でも実際に映像として表現されている。)
Q :最後のどんでん返しは早い段階から少しづつ手がかりが散りばめられていたが、観客にはどの時点から判らせようと意図したか。
チャン監督 :このような場合にはストーリーが進行していく中で誰かしら途中で気づく人がいるものだが、この作品は最後まで気づかれなかった。私自身もミステリーではないので最後までわからないほうが良いと思った。意図としては最後の駅でのシーンまで判らないようにと思ったが、あまりうまく行き過ぎて詐欺にあったようだと言われることになった。
Q :劇中で“お父さん!”と呼ばせるタイミングについての意図は
チャン監督 :最初から意図しての位置だった。ただリュ・ドクファン氏にディレクションする時に父親との距離感について、話す時の間、言葉使いなど、その距離感を徐々に近づけていくようにした。リュ・ドクファン氏も演じながら表情や感情表現など何らかのきっかけを掴みながらその距離感を演じてくれた。最初に “お父さん” と呼ばせるのは(お父さんの誕生日)の話をするところだったが印象的なシーンだった。また途中に渡り鳥が出てくるがコメディーの要素だ。しかしそれを見て観客は親子がうまく行くのではないかと想像するだろう。少し息抜き的な要素になっている。
Q :微妙な立場の役だったが演じるに当たってどうだったか
リュ氏 :今回は難しく感じる必要がなかった。与えられた情況を感じ、そのまま等身大に演じれば良かった。もし僕自身に理解が足りなかったところがあると監督やチャ先輩が指摘してくれた。それも強制ではなく提案の形だった。話し合いをしながら合意を取りつつ演じた。

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(ここで監督が本来なら難しいはずだが、“難しく感じるこ必要がなかった”と言うことは演技がうまいと言うことだと言ったため、一気に雰囲気が和んだ。言ったリュ氏も大笑いとなった。)
Q :二人で走るシーンがあったが
リュ氏 :ものすご~く大変でした。あのシーンはこの映画の撮影の初日に3箇所で撮った。

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(ここで監督が ”悪い!悪い!僕が悪かった“ 初日から大変な撮影で悪かったと謝った為、一層笑いがこぼれ、お二人と私達の距離は一挙に縮まった。ちなみにあまりの大変さに吐いてしまったそうだ。)
Q :「大泣きをしているのに顔が崩れない」、「愛することが罰だ」というせりふの意図は
チャン監督 :リュ氏が演じた息子役は最近の若い人たちの性格を反映し、物事を見たまま、感じたままストレートに言う性格にした。この部分は気を遣って書いた部分でした。
(監督はこの点について質問されたことが嬉しかったらしく細部に渡って見てくれて感謝すると加えた。)
リュ氏 :このせりふを言うときに監督に感謝した。最初はテクニックを使ってこのせりふを言おうとしていた。子供の頃から演技をしていたため、この時はこのようにする、このようなせりふはこのように言うというようなテクニックが身についてしまっていた。監督から“君は自分なりに自信があるものだけをせりふとして言うけれど、この場面は感じたまま、正直な気持ちを表現して欲しい。”と言ってくれた。テクニックを使おうとすると悲しみや寂しさが出せないので素直な気持ちで演じて欲しいと要請されたのでとても気楽になれキャラクターの気持ちを理解できた。
Q :監督の実のお父様が出演なさっているが
監督 :父に捧げるというよりは私の息子に見せたいという思いで撮った。撮影中は父が闘病中でもう先がないことがわかっていた。その為これから生まれてくる僕の子供に祖父にあたる父親の姿を見せたいと思い撮っておきたかった。
(監督のお父様はインタビュー時点ではすでに亡くなられていた為、このような質問をした。)

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前半は作品を中心に訊いた為、どうしても監督が中心となった為、ここからはリュ氏へのインタビューを中心にお伺いした。
まずは自己紹介
Q :韓国では実力派俳優として知られており、複雑な心境の人物を演じることが多いようだが、出演に当たり特に意図してそのような人物のものを選んでいるのか
リュ氏 :最初から意図したわけではないが結果としてはそのような人物を選んでいたことになった。監督が言っていたように僕も映画は退屈にしたくないという考えだ。一見すると他人と違うように見えるが、よく見ると共通点があるというキャラクターが多かった。演じるに当たっても退屈な演技はいやで他の俳優と同じ演技はしたくないと思っている。どのような演技が出来るか自分の実力を試してみたいという思いもある。常に自分がこの人物を演じたらどのようになるか、楽しく演じられるかを考える。楽しく演じることが良い演技に繋がると思っている。常に新しい役に挑戦しようと考え作品を選んでいる。その為特に独特な印象を持たれるのかも知れない。出来るだけ他人には出来ない演技をしたいと思っている。

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Q :出演を映画だけにしている理由は
リュ氏 :日本で公開されたり、放送されたりしたものは映画だが、7歳くらいから演技をしていて当時は演劇やドラマへの出演が多かった。チャン監督と出会い映画『ムッチマファミリー』に出演した。映画館で見た時に出演しているから当然だがタイトルバックに自分の名前が載っているのを見て不思議な感じを受けた。それからまた映画をやってみたいと思うようになった。映画の面白さを知ってのめり込んで行った。勿論ドラマも出演しないわけではないが、映画への出演の楽しみがとても大きい。
Q :チャン監督の「トムマッコルにようこそ」の舞台に出演しているが映画と舞台の差は
リュ氏 :舞台は監督の顔色を見ながら演じることが良いところだ。(実はこの言葉に監督が爆笑した。)映画は沢山のスタッフの中で演じなければならない。多くの人の目を気にしてOKが出るまで演じる。舞台では一旦幕が開くと監督が割って入るということはなく好きなように演じられる。舞台は自由に好きなように演じられるところが魅力だ。
前日に行われた上映会を受けて
Q :観客と一緒に映画を見た感想は
チャン監督 :撮影してから時間が経っているため久しぶりに観た。日本の観客がどのように見てくれるか気になったが、内容について来てくれてしっかり観てくれたと思う。細かいコメディーの部分で意図して笑って欲しいところがあったのだが伝わらなかったようだ。礼儀正しく厳粛に観てくれたようだが外国で自分の作品が観てもらえることは嬉しいことだ。
Q :僕たち作り手はこのように撮ったが観客はどのように感じ、どのような視点で観るかがとても気になるので自分の映画の舞台挨拶の際は出来るだけ観客と一緒に観るようにしている。またこっそりと観客と同じ席で観ると言う楽しみもある。誰にも知られないで観客の中に紛れて観ていると同じ映画でもまた違う作品を観ている感じになりとても楽しい。
Q :監督として最も大切に思っていることは
チャン監督 :一個人としては結婚して子供も出来たことで家族と答えるが、クリエーターとしては妥協しない事だ。韓国では映画の市場に合わせてしまう傾向にある。市場の波にうまく乗り、商業的にも成功し、高い評価を受けなければならないということを優先して制作するといつの間にか自分と言う存在が無くなってしまう。その結果市場に合わせた作品しか残らないことになる。自分を見失わず自分のスタイルを守って行くことが重要だ。
Q :俳優として最も大切にしていることは
リュ氏 :俳優は映画の顔として存在している為、俳優としては自分自身だと考える。自分自身を大切にすることがひいては他人に迷惑をかけないことになる。一個人としては私の回りの全ての人が大切だ。すでに縁があり知り合っている人に限らず、通りがかりの一般の人でさえ大切だと考えている。なぜならそのような人を観察することで演技に反映できる。演技は自分の頭の中で考え出すだけではなく、私自身が見て感じたものを生かして演じると言うこともある。僕の好きな言葉に<模倣から創造へ>という言葉がある。演技は模倣から始まりいかに創造に繋げて行くかが大切だ。出来るだけ多くの人を観察するようにしている。今日僕に質問したのは俳優リュ・ドクファンとしてだと思う。リュ・ドクファンは自分が見て感じてきたことで出来上がっている。その為通りすがりの人も含め全ての人が縁があり、大切だと思っている。
この時のエピソードを一つご紹介しよう。
この<人を良く観察し、模倣をすることが大切だ>と言っていたリュ・ドクファン氏に監督が重ねるように何か話している。通訳の根本さんがこの二人の会話も訳してくださった。すると“今日、ホテルに帰ったら上野さんの真似をしよう。”と話していたようで皆で大笑いとなった。“私はどんな特徴だったの?”と すかさず訊いたのはインタビュアーとして習性だろう。すると“とても低く落ち着いている話し方だった。”と手まねをして話すお二人、“私はとても上がっていたのに!”と答えるとまた爆笑となった。いつもこんなウィットの効いたインタビューが出来ればと思った。

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最後にメッセージ
チャン・ジン監督
皆さまにお会いできて嬉しい、作品がない時も来日しているがこのように作品を持って来日できたことはまた格別だ。作品をお楽しみいただきたい。
リュ・ドクファン氏
作品でお会いできて光栄だ。来日は3度目だがいつも楽しい思いだ。日本人はとても独特で、僕自身が好きな文化を学べるところだと思っている。頻繁に来日し多くの事を学びたい。今後もよい作品でお目にかかりたい、また沢山来日できるような俳優になる為努力する。
“ありがとうございました。”と一時間に及ぶインタビューはフォトセッションで終了となった。

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◆◆◆

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インタビュー終了後、舞台挨拶に立ったお二人、ティーチングでは一般の映画ファンから鋭い質問を受けていた。
またリュ・ドクファン氏のファンも多く来場した。

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一日目の上映会後のサイン会の模様

今回のインタビューの感想を一言付け加えておこう。インタビュー中チャン監督は常にリュ・ドクファン氏への気遣いを見せていた。それはあたかも父親が息子を気遣うそれに似ていた。しばらくインタビューをしていると何故かお二人が似ているように感じ始めた。まさに<息子よ>と言う感じで微笑ましい。ホテルに帰り私の真似をして楽しんでいる彼らの声が聞こえて来るようだ。
長い時間、インタビューに応じていただいたチャン・ジン監督、リュ・ドクファン氏に深くお礼を申し上げる。またご協力いただいたNHK様、通訳 根本様、写真、取材協力小野寺様にも御礼申し上げる。


<DVD情報>


親子の愛情、友情、家族の絆、そして心の絆
『My Son あふれる想い』

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(ストーリー)
強盗で二人殺し、無期懲役の刑で15年服役している男カンシクは、3歳で別れた息子に会いたくて一日帰休を申請し認められる。監察官に付き添われたカンシクは、認知症の祖母の面倒を見る18歳の高校生と、たった一日の親子の時間を過ごすことになる。しかし息子の顔も誕生日も覚えていない自分に悔いがつのる。最初はぎくしゃくしていた息子との間もだんだんと距離が近づいたころ、別れる時間がやってくるのだが・・・驚愕の結末が待っていた。

原題     :「My Son」
監督・脚本 :チャン・ジン
撮影     :チェ・サンホ
音楽     :イ・ビョンウ
出演     :チャ・スンウォン、リュ・ドックァン、イ・サンフン ほか

2007年/韓国/カラー/本編110分
DVD:片面1層/ビスタサイズ/NTSC/複製不能/日本国内向(2)
音声 1:オリジナル韓国語 2chステレオ・ドルビーDIGITAL 
字幕 1:日本語字幕 
商品番号 FFEDS-00329
価格 :¥5,040(税込)
発売日中

数多くのアジア映画もリリースしている(株)ファインフィルムズ、この映画でアジア映画にご興味をお持ちになった方はこちらでお好きなタイトルを探してみてはいかがだろう。
(株)ファインフィルムズ http://www.finefilms.co.jp/ 
(株)ファインフィルムズ(アジア映画)http://www.finefilms.jp/

 <放送案内>
NHKアジア・フィルム・フェスティバル
『My Son ~あふれる想い~』  2007年・韓国  MY SON
9月7日(月) 午後11:00~午前0:55
http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html

 

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第66回 『My Son~あふれる思い』 主演、監督インタビューREPORT [アジドラ 上野まり子のアジアンスターインタビュー]

こんにちは 上野まり子です

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久しぶりに番組のREPORTをお届けする。
昨年「第9回NHKアジア・フィルム・フェスティバル」への参加で来日した韓国映画『My Son ~あふれる想い~』のチャン・ジン監督と主演リュ・ドクファン氏のインタビューを「上野まり子のアジアンスターインタビュー」#6(’09,2)の放送にて作品紹介とともにお届けしたが、その『My Son ~あふれる想い~』がNHK BShiで9月7日(月)午後11時から放送される。
この作品は2005年に大変話題となった映画「トンマッコルへ ようこそ」の原作者であるチャン・ジン氏が監督を務め2007年に制作された。韓国映画界のトップスター チャ・スウォン氏が殺人罪で無期懲役で服役中の父親ガンシクを演じた。 そんな彼が模範囚として一日だけ外出の許可が下りた。すでに15年もの歳月を獄中で過ごし、顔も記憶していない息子と会えることを恐れながらも心待ちにした。再会した子供、切ない物語は驚くべき真実へとつながっていく。
相手役には若手実力派俳優リュ・ドクファン氏がキャスティングされて二人の微妙な関係を見事に演じている。
今回は本作の放送に合わせて『上野まり子のアジアンスターインタビュー』#6でのインタビュー全編をお届けしようと思う。ただし一部内容がわかってしまうところがあるので取り急ぎ放送案内をさせていただき放送後追記とする。
(追記ではなくページを改めて掲載しました。)



NHKアジア・フィルム・フェスティバル

『 My Son ~あふれる想い~  』

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<放送日>
NHK BSハイビジョン
 9月7日(月) 午後11:00~午前0:55      
※午後11:00~11:05 NHKアジア・フィルム・フェスティバル<解説>
 
<作品情報> 
(原題:MY SON)
〔監督・脚本〕チャン・ジン
〔撮影〕チェ・サンホ
〔音楽〕イ・ビョンウ
〔出演〕チャ・スンウォン、リュ・ドックァン、イ・サンフン ほか
(2007年・韓国)
〔韓国語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ〕

詳しくは
http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html<放送日>

 

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第64回 ソ・ジソブ インタビュー撮影風景は? #7REPORT [アジドラ 上野まり子のアジアンスターインタビュー]

こんにちは 上野まり子です。

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『映画は映画だ』ジャパンプレミア舞台挨拶第1回目から

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『映画は映画だ』初日舞台挨拶第1回目から


『映画は映画だ』は上海国際映画祭にて音楽賞を獲得した。またソ・ジソブ氏は6月19日から開催されている『ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバル』にて「Rising Star Asia Award」を受賞した。またフェスティバルと連動して行われた『ニューヨーク日韓文化院』主催の「文化開拓者賞(Culture Pioneer賞)」を受賞している。この文化開拓者賞は在米日本人、在米韓国人に最も影響力のあったアーティストに贈られるものである。『ゲゲゲの鬼太郎~千年呪い歌~』で日本進出をし、『ソフィーの復讐』で中華圏への進出も果した彼、私のインタビューに答えていたように一歩一歩着実に前へ進んできたソ・ジソブ氏が世界に羽ばたく時が来ているようだ。(ニューヨークの授賞式には上記掲載の初日舞台挨拶第1回目の衣装のようなガンペの感じで出席の模様だ。)

番組#7のREPORTをお届けする前に一言御礼申し上げる。
以前ご案内した『ソ・ジソブ Mobileサイト1周年記念 写真衣装展』が6月12日、13日に開催され私も会場に伺った。今回は取材ではないためにREPORTではお届けできないが会場で多くの方から“番組を見ています。終わったのは残念です。” “サイトを楽しみに読んでいます。”とお声を掛けていただいた。実際に番組をどれだけの方にお楽しみいただいたかについては残念ながら私にはわからない。そのため今回多くの方にお声を掛けて頂き、写真を一緒にとおっしゃっていただいた事で実感した次第だ。本当に多くの方にご覧頂いた事に感謝している。
またソ・ジソブ氏のインタビューについても大変喜んで頂き本当に幸せな気持ちだ。
こちらで御礼申し上げる。
会場で“ソ・ジソブ氏はどんな方でしたか?”と言う質問を多く受けた。
それに対して私は“普通の方でした。”とお答えした。きっと私から“素敵でした、格好良かったです。”と言う言葉を期待されたと思う。しかし私はたいていの場合上記のようにお答えした。もう少し適切な言葉もあったかもしれないが、このように答えたのには理由がある。それは普通でいることがいかに困難かということだ。俳優というのは常に撮影以外にも公的な場所に於いて注目を浴びる。その行動も当然制限される。またマスコミを前にしては広報やPRの場面が多いわけで<よい顔>という営業用の顔も持ち合わせる。
そんな中でインタビュー時におけるソ・ジソブ氏は平常心で常に落ち着いて≪普通≫でいるのだ。特につくり笑いをするわけでもなく、そのまま、ありのままの姿を正直に現す。そんな点を普通といったのだ。勿論番組やこちらでREPORTもしたが、舞台挨拶に立った時にすさまじいオーラを発揮したのはファンの皆様がご覧になったとおりだ。

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さて『上野まり子のアジアンスターインタビュー』#7の最後を飾っていただいたのはそのソ・ジソブ氏の映像だ。
私は『映画は映画だ』のオフィシャルインタビューも担っていた為オフィシャルのスチール撮影風景も映像に残す事が出来た。普段はあまり表に出ない撮影風景をご覧いただいた事になる。
ソ・ジソブ氏はカメラマンの日本語を交えた指示に次々と応えていた。TVカメラが回っている時とは全く違う表情を見せる。
そして『映画は映画だ』メイキング映像の中でも見せたお茶目な部分も見せてくれた。その様子は私達のムービーカメラに向けて手を振ったところにもよく現れている。
彼がすごく照れていたのはオフィシャルスチールカメラマンが“私もこの後の舞台挨拶に行きますよ!真ん中にいますから。”と言ったときの映像だ。これもなかなかお目にかかれない素敵な映像だったと思う。この時のオフィシャル写真は後ほどご紹介する『映画は映画だ』DVDの特典として封入される予定だ。
当番組公式ページのソ・ジソブ氏の『映画は映画だ』関連写真掲載にあたり許諾についてソ・ジソブ氏の日本事務所から多大なご協力いただいた。ここに改めて感謝申し上げる。なお関連写真について事務所サイドから修正要望もなかった為ご覧いただいた写真は明るさの調整をしただけで一切の手を加えていない。

番組最後は私のご挨拶で締めくくった。撮影をしたのは番組最終の編集の当日だ。改めてご挨拶をするかについては迷ったがやはり番組が終了するに当たっては多くの視聴者の皆様に御礼を申し上げたかった。2008年度と申し上げたのは今後特別番組の放送を視野に入れた局からの要請による。その点については私がどうにかできるものでもなく視聴者の皆様の強いリクエストや希望を頂かないと実行に移せない状況だ。
ちなみにご意見、ご希望はアジアドラマチックTV★So-netカスタマーで承っている。ご案内しておこう。
http://www.so-net.ne.jp/adtv/contact/index.html

番組#7は『映画は映画だ』特集としてお届けした。その『映画は映画だ』がついにDVDとなって9月16日に発売になる。ここに改めてご紹介する。

 

韓国映画界の鬼才キム・ギドク 原案・制作

映画は映画だ

つかの間でもいい。違う人生を生きてみたい。
ソ・ジソブ&カン・ジファン 韓国トップスターW主演!


 

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■映画賞受賞暦
第28回韓国映画評論家協会賞3部門受賞(新人監督賞、男優演技賞、新人俳優賞)
第29回青龍映画賞(新人男優賞)
第7回大韓民国映画大賞(新人男優賞)
第8回上海国際映画賞(音楽賞)


監督 :チャン・フン
脚本 :キム・ギドク、チャン・フン、オク・チンゴ、オー・セヨン
出演 :ソ・ジソブ、カン・ジファン、ホン・スヒョン、コ・チャンソク、ソン・ヨンテ、チャン・ヒジン

制作 :2008年
収録時間 :113分
画面サイズ :16:9(ビスタサイズ)
音声 :オリジナル ドルビーデジタル5.1ch ステレオ
     吹き替え  ドルビーデジタル 2ch ステレオ
        字幕    日本語字幕/日本語吹き替え用字幕
色 :カラー

■特典映像 
収録時間 100分
メイキング・オブ・「映画は映画だ」
現実と映像の境界線
撮影秘話
ポスター撮影風景+制作報告会
韓国オリジナル予告
スチール・ギャラリー
日本オリジナル特典映像(ソ・ジソブ、カン・ジファン来日インタビュー)
*この映像に私のソ・ジソブ氏へのインタビュー未公開部分も含まれる予定。


セルDVD
品番 :PCBG,51420
POS :4988013888449
価格 :¥4,700(税抜)¥4,955(税込)

レンタルDVD
品番 :PCBG,71420
POS :4988013888548

 発売元・販売元:ポニーキャニオン
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また少し長くなってしまったのでこの辺で一度〆る事にする。
次回第65回は番組終了に当たってのご挨拶をお届けする。
そしてお約束した<私がこの仕事をするようになった理由はソ・ジソブ氏に>をお届けする。

 

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